Aリーグ立命戦1日前
明日はついに、今年のAリーグ最終戦となる立命館大学との試合です。
今回ブログを書いてくださったのは、3回生MFの菊池祐一さんです。普段の祐一さんはほんわかしていて優しく、一言で表すならば、 「mild」 といったところでしょうか。そんな祐一さんですが、ラクロスにかける思い、部活に対する思いは全くmildではありません。静かなる情熱に溢れた熱い文章となっています。みなさん、必読です。
OB、OG、保護者の皆様、お世話になっております。いつも阪大ラクロス部を応援していただきありがとうございます。
3回生MFの菊池祐一です。
VS立命館はもともと初戦の予定だったので、これからのリーグ戦に向けた意気込みを書いていたのですが、延期となりこのブログは最終戦1日前となってしまいました。
書き直しということで最近また怪我で離脱し思うこともあるので、日々考えていることを書こうと思います。拙い文章ですが、時間があれば読んでいただけると幸いです。
入部してからもう2年半が経ち、もう3回生として臨むリーグ戦も最終戦を迎えようとしている。
去年描いていた自分の3回生の姿とはかけ離れていると日々実感してしまう。怪我による離脱を繰り返しチームに迷惑をかけ続け、実力的にも物足りず出場した試合でもチームに貢献できたとは到底言えない。チームとしてもリーグ戦3連敗で5位が確定してしまった。
なぜこのような状況になってしまったのか日々自問自答しているが、甘かったのかなと思う。日々の練習のこだわり度合い、スカウティングの細かさ、自主練などの個人練習、動画反省、筋トレ、もっと詰められた部分はたくさんあると思う。阪大は他大と比べて部員数が少ない。かといって少数精鋭なのかと言われるとそうでもないと思う。チームとしても個人としても他大よりも謙虚に取り組まないといけない。今年のチームは人数を考えても4回生への負担が大きかったと思う。その分3回生が最上回生くらいの気持ちでチームを支えないといけないとわかっていたのに3回生の力不足で、2回生にも大きな負担をかけてしまっているのが現状だ。
僕ら29期は1回生の時、実際に関西制覇を経験したコーチのもとで練習に励んでいて、関西制覇にはどれだけの熱量が必要でどれだけの厳しさが必要なのか教えてもらったはずなのに、今その気持ちを持って練習に励んでいる人が何人いるのかと考えると甘さがあると思うし、負け続けていることに少し納得してしまう自分がいる。
実際に練習し、試合に出るのは現役プレーヤーだけかもしれないが、勝利を望んでいるのは僕たちだけではない。強い阪大ラクロス部を築いてきたOBOGの方々、いつも応援してくださる保護者の方々、引退後にグラウンドに来て指導してくださるコーチの方々、結果が出なくても日々チームや僕たちプレーヤーを支え続けてくれるスタッフ、自分たちの試合に向けて練習したいなか上回生の応援に来てくれる一回生、パッと思いつくだけでこれだけの多くの人の思いを背負っていて、そういった方々がどんな気持ちで試合や練習を見ているのか今一度考え、試合に出る時は阪大ラクロス部の代表として出ているんだという自覚を持って臨んで、勝利という形で恩返ししたい。ラクロスに費やせる時間はまだまだある。自分の持てる時間はラクロスに捧げるつもりだし、もっと本気で勝利に貪欲になろうと思う。
今までお世話になった4回生にとっての公式戦は明日の立命戦と入れ替え戦の2試合しかない。先輩たちが試合に勝って笑えるように、残りの時間を大切に頑張っていこうとおもう。
お世話になった人がいる、支えてくれている人がいる、応援してくれている人がいる。
喜ばせたいと思う人が、たった1人いるだけで大きな力がみなぎります。
ですが私たちには、喜ばせたい人が数え切れないほどいます。笑顔にしたい人が沢山います。支えになってくれている全ての人に勝利を届けたい、その気持ちが阪大ラクロス部を強くします。
「勝利という形で恩返ししたい。」
明日の試合、必ず勝って皆さんに恩返しします。応援のほどよろしくお願いします🔥
0コメント