【ブログリレー】菊池祐一

塩路くんから紹介預かりました菊池祐一です。
彼はラクロス大好きです。ラクロス好きな分、プレーだけでなくアパレルや道具など様々な面でもこだわりが強く、色々と教えてもらってました。そしてそんな彼は今年阪大オフェンスの要です。入れ替え戦では関西一の爆発力を見せてくれるでしょう。彼の熱いプレーと芸術的なアイブラックに注目です。



改めましてOBOGの皆様、保護者の皆様、平素より阪大ラクロス部を応援してくださり、ありがとうございます。
4回生MFリーダーを務めております菊池祐一です。



最後の試合を目前にして今どんな感情なのか考えてみたところ、幸せ者だなぁというのが素直な気持ちです。



毎日ラクロスに打ち込める環境があり、それを作ってくれているスタッフ、そして個性豊かな同期、とてもとても頼もしい後輩、関西一の熱量を持って指導くださるコーチの方々と多くの人に恵まれているなと思います。引退が近づくにつれこの当たり前じゃない日常の幸せをひしひしと感じております。



ここで挙げるとキリがないのですが、入部してから本当に多くの人に支えられてラクロスを続けることができました。僕に関わってくださった皆さん本当に感謝しています。そして、元同級生たちが新卒1年目で働いてるなか、就活せずにラクロスニートへの道に進んだ僕を許してくれた両親にも感謝の気持ちをこの場で伝えたいと思います。(※来年は就活します)




ここからは1年間を振り返り、今の気持ちを綴ろうと思います。



振り返ると目の前のことに精一杯ではあったけど多くのことを学べたとても濃い一年だった。



シュンソクさんが阪大に来てから、今までの常識が覆えり、新たなことが大量に阪大ラクロス部に入ってきた。ただでさえ不器用で脳筋な僕が新しいスキルをすぐに吸収できるわけもなく、今まで正しいと思っていたことが正しいのかもわからなくなり、自分が思い描いていたような4回生として、リーダーとして、何もできてないなと無力感に苛まれることが結構あった。



でも新しいことを必死で取り入れて自分たちのものにしていこうというスタンスがチームにはあり、自分もそうあるべきだなと。最後の1年皆と一緒に学んでいこうと。そんな気持ちで取り組めたことで色々と自分自身成長できた気がする。幸運なことにクリライや阪大DFにおけるSDFなどチームの可能性を最大化するために取り組むべきこともシュンソクさんや望さんのおかげで気づくことができた。



また僕自身今年幹部という立場になってから、多くの部員に関心を持つようになった。ちゃんと話してみるとこんなにチームのこと考えてたんだと思う人もいたし、試合に出てなくてもめちゃくちゃ声出してる人とか誰よりも後輩とコミュニケーションとってる人とか、裏で想像以上にチームのために動いてる人とか、今まで通り練習に参加してラクロスしてるだけでは見えてこない部分がたくさん見えた。



当たり前だけど普段目立っている人だけがチームを作っているんじゃないし、上手い人が偉いわけでもない。組織というのは本当に多くの人で構成されて機能しているんだなと。だからこそチームメイトにリスペクトの気持ちを持つべきだなと。自分が見えてるところだけで簡単に判断してはいけないと。改めてこの1年で学ぶことができた。



後輩には、今後組織で活動していく中でチームメイトに対して不満とか色んな感情を持つことがあると思うけど、そんな時こそ決めつけずに一旦その人のことをちゃんと見ようとする気持ちを持つように心がけてほしいなと思う。



色々と偉そうなことを書いたけど、まだ今シーズンは終わっていない。



2021年11月23日の近畿大学に敗れた直後。僕の中で鮮明に残っているのは試合に出ていなかったBの選手、スタッフ、当時の一回生の呆然とした表情、形容し難い雰囲気だ。自分の無力さに対する悔しさや悲しさとかの感情はもちろんあったが、それ以上に阪大ラクロス部の代表として試合に出させてもらってたんだなと、責任感とか申し訳なさとそういった感情の方が強く残った。



関西制覇という入部当初に掲げた夢はその瞬間に途絶えたけど、それは割とすんなりと受け入れられた。今振り返ると僕自身1回生から3回生まで関西制覇という目標は掲げていただけで成し遂げたいという気持ちがたいしてなかったのだと思うし、そのためにどうすべきかも考えられていなかった。



その分割と早い段階で2022年何としても一部昇格しようという決意を固めることができた。そのために1年間捧げようという覚悟もできた。



この1年間ラクロスを最優先にしてきた自信がある。今までの3年間と大きく違い1部昇格したいという目標に対する気持ちがものすごく強いし、そのための道筋も明確に見えてきた。



こんなに喉から手が出るくらい勝利が欲しいのは生まれて初めて。なんとしても勝ちたい。


勝ってみんなで酒井を胴上げしよう。





次は我らが主将酒井です。入れ替え戦前日ブログを酒井が書くように仕向けたところ「俺ブログ書くの7回目なんよ」とか「文才ないんよなぁ」とか色々言ってましたが、最後は「俺がやるべきことや」と言っていたので、熱い想いを綴ってくれるのではないでしょうか。
誰よりも大きい背中で今年一年間、阪大ラクロス部を率いてくれた彼の熱い想いに注目です。

大阪大学男子ラクロス部

Osaka University Men's Lacrosse

0コメント

  • 1000 / 1000