4回生TR 中安華菜
美鈴から指名されました、27期TRリーダーの中安華菜です。
はじめに、OBOG並びに関係者の皆様、日頃より阪大男子ラクロス部を応援して頂き、誠にありがとうございます。そして、今後とも応援よろしくお願い致します!
これまで同期の書くブログを楽しみにしながら自分は何を書こうか色々と考えてきましたが、引退を目前にした今率直に思うことを書きたいと思います。いろいろと思うことはたくさんあるのですが、本当に長くなってしまいそうなので気持ち抑えめにしておきます。
「阪大ラクロス部に自分はトレーナーとして何を残せるのか?」
これは、私の1つ上の26期の引退が迫りトレーナー組織の舵取りを意識し始めた時から、今に至るまで私が考え続けていることです。
こんなことを考え始めたきっかけは、ちょうど3年前の今頃、私が1年生の時に目にしてからずっと憧れてきた全日の舞台で活躍される先輩方の姿です。この光景は、私に明確なイメージ付きの目標を与えてくれました。「3年後絶対にここへ戻ってくる」大好きな同期とあの舞台に立つことをその日から夢見てきました。
そして学年が上がると、私が憧れ、モチベーションの源泉の1つにもなっているあの光景を後輩たちにも見せてあげたい、残したいという想いも強くなっていきました。
しかし、残念ながら今年は新型コロナの影響で、リーグ戦はなくなり、憧れていた舞台に挑戦する機会さえ与えられない状況となりました。
ただ、だからといって阪大ラクロス部に、後輩たちに残していけるものがなくなったわけではありません。
これまでトレーナーの先輩方に教えていただいたトレーナーに必要な知識や技術、部活への向き合い方、選手に対する姿勢や自分が約4年間で学び考え実行したことは伝え、残すことができます。3年間想い続けた舞台にいくことだけが全てではなくて、もっと大切で残していけるものはあるんじゃないか?そんな気持ちで部活に取り組みました。
いや、取り組みたかったです。
正直なことを言うと、特にこの半年間はもっとこうしておけばよかったと思うことや、自分の弱さや力不足故に周囲に負担や迷惑をかけてしまうことも多々あり、本当に申し訳なく思っています。
新体制をつくった頃からの半年間は、誰よりも部活に対して真剣に取り組むと意気込んで、部活のために、トレーナー組織のために自分は何ができるのか毎日毎日考えてたしかに行動できていたのに、
この半年間の多くの時期は、全ては自分の弱さ故に部活に真正面から向き合えていない状況がありました。
一度やると決めたことは何事も全力で取り組んで進み続けることをモットーにしているにも関わらず、
全てを背負いこむことがリーダーとしての責任だと勘違いしていた私は
自分に自信がなくなった途端に、何よりも頑張らないといけない部活に対して後ろ向きな感情を抱いて立ち止まってしまうことがありました。
ただ頑張って前に進んでいけばよいだけなのに、どうしても自分の力では前に進めなくて、理想とするトレーナーリーダー像とはかけ離れた自分に嫌気がさして、ますます自信を失って、正直逃げ出したくなる時もありました。
入部して以来、楽しかったこともたくさんありますが、この半年間の苦しかったこと、後悔、感情が掻き乱されてどうにかなりそうになったことの方が今はまっさきに頭に浮かんできます。
しかし、こんな負の感情をすっと打ち消し、もう一踏ん張りして前に進む力を与えてくれる大切な存在がいたから私は何とか止まりかけていた頭と体を動かすことができました。
ゆりこ、がっぴー、さやか
性格も価値観も私とはまるっきり違っていて、きっと部活で出会っていなければ仲良くなるようなタイプではなかったんやろなって今となっては思うけど、3人と出会えたこと、ひとつひとつの思い出、共有した感情とか、全部が宝物です。
こんな私の味方でいてくれて、支えてくれて本当にありがとう。
まい、えってぃ、あみ、あおい
最後までついて来てくれてありがとう。トレーナーの数は減ってしまうけど、私は何の心配もしていないです。私が残してあげられたものはどれだけあるか分からないけど、4人ならトレーナー組織をもっと強いものにしてくれると確信しています。
そして、27期のみんな
全日の光景が私のモチベーションの源泉になっているとお話しましたが、もう1つの私のモチベーションの源泉は大好きな27期のみんなでした。みんながいたからここまでやってこられました。
ちゃんと毎日向き合うべきだった部活に向き合えていない時期があったこと、本当にごめんなさい。
このブログを読んでみんながどう思うんだろ?なんていうしょうもないことを考えてしまうけど、やっぱりみんなの前では正直にいたくて書きました。
いろんな想いはあるけれど、たしかに私はみんなと出会えて、一緒に部活をやってこられて本当に幸せでした。こんな私を同期として受け入れてくれてありがとう。
最後の試合勝とう。
拙い文章を最後まで読んでいただきありがとうございます。
次のブログは、我らがキャプテンこいこいです。
同期ながら最高のキャプテンだと思います、どんな内容なのか楽しみです。
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