【ブログリレー】川原田遼
初めまして、4回生DFの川原田遼です。
はじめに、平素より大阪大学男子ラクロス部を応援、ご支援してくださっている保護者の皆様、並びにOBOGの皆様、いつもありがとうございます。
普段、何不自由なく練習、試合が行えているのは皆様の御声援があってのことです。改めて、感謝申し上げます。
これからも大阪大学男子ラクロス部は、より一層励んで参りますので、変わらぬ御声援よろしくお願いいたします。
「相手をボコボコにするDFになりたい」とキックオフミーティングで述べた日のことを昨日のように覚えています。あの時から私は3年と半年、ラクロス部の一員として過ごしてきました。毎日が楽しく、1日たりとも笑わなかった日はなかったと思います。
でも、実は、1日だけ、人前で汚らしく泣き喚いた日があります。最後のブログではそのことについて書こうと思います。
私が、汚らしく泣き叫んだのは3年生の12月の冬、夜10時の食堂横のベンチでのことです。原因は、同期の退部でした。彼と2人で話をしている時、どうにか彼を止められないかと考え、話をしようとしましたが、終始、涙は止まらず、頭も回らず、呂律も回らないので、ただ、夜に雄叫びをあげている怖い人になっていたと思います。
退部について、何回もミーティングを行いました。「後輩のための一部奪還せずに辞めるのは卑怯」という言っていた人が多かったと思います。そういうことではないと思うんです。きっと、卑怯なのは私たちの方なんです。誰よりも努力していた彼に、正直、言ってほしい言葉ではありませんでした。それよりも、言わなければならない言葉があったのではないかと思います。
もし、この先、同期の誰かが辞めたいと言い始めた時、責任とか義務とか人生論を説くよりも、沢山の愛を伝えてあげてください。
共に、ラクロスがしたいとか、共にマウンドに立ちたいとか、そんな話をしてあげてください。もちろん、それが響くかはわかりませんが、その話をしなければ、後々、後悔すると思うから言っておいた方がいいと思います。
そして、少しでも、部活を辞めたいと思っている人がいるのなら、同期に話してみてください。部活を辞めるという選択肢が必ずしも悪だと思いません。ラクロスよりも大事なものは沢山あると思います。天秤に掛けて、より重い方を優先してもいいと思います。ただ、この部活にはあなたに辞めてほしくない人がいます。あなたと活躍したいと思っている部員がいます。応援してくれている保護者様、OBOG様、後輩がいます。期待してくれている先輩がいます。辞めるということはそのような大切な人を失うということなんです。それを含めてもう一度考えてみてください。
最後になりますが、今まで関わって下さった、コーチさん、先輩方、後輩、そして、同期の皆さん。皆さんとラクロスすることが、わたしの3年半のモチベーションでした。感謝しても仕切れません。どうしようもない私と一緒にいてくれて、本当にありがとう。
引退しても、私は、落単の生き霊として、この大学を彷徨っていると思うのでぜひ、会った時は話しかけてみてくださいね。
次のブログリレーは、4回生MGの角田七星さんです。
彼女は、ポンコツな私とは違い、有能MGとして、一年生の頃から名を馳せていました。人柄も私とは大違い、数字で表すと、正の数と虚数ぐらいの差があります。ちなみに、虚数は4乗すると正の数になります。つまり、私を4乗すると、、、?ぐふふ、ワクワクしますね。後輩から多く慕われるそんな彼女のブログに期待です。
0コメント