【ブログリレー】平井崇博
OB、OG並びに保護者の皆様、阪大男子ラクロス部の関係者の皆様、平素より弊部を応援してくださり、ありがとうございます。
3回生ATの平井崇博と申します。
このブログを書くにあたって何を書くかについて本当に何度も悩んだ。
その末、僕は「時間」について書こうと思う。
2022年11月大阪大学は鶴見緑地球場で行われた入れ替え戦で6-7で負けて、二部に残留することが決まった。僕はパスミス1で得点3だった。だけど決めれそうなゴールを2本外した。その試合ではパスミスを多くしてしまったチームメイトもいた。シュートをとことん外してしまったチームメイトもいた。フライワークで失敗して2回オフサイドをしてポゼッションを失った。
試合後の僕は後悔をしていた。もっとシュー錬をしておけばあと2点とれたかもしれない。もっと壁をしていればパスミスをなくせたかもしれない。起こりうるすべてのミスに対して事前に準備できていれば、フライワークのミスはなくせたかもしれない。
自分が本気で自分に向き合い、チームに向き合っていれば、関西制覇、日本一という目標を諦めなくて済んだかもしれない。毎日、自分が自分に勝つことができていたら、たった一人の行動が違っていたら、試合に勝てたかもしれない。同期や他の多くの方の夢を壊さないことができたかもしれない。
と、こんなことを瞑想していた。
自分に与えられたチャンスは一度しかないということを悟った。もう過去には戻れない。
自分が何をしていても時間は刻々と進んでいく。家でSNSを見ている時もグランドで練習している時も同じように時計の針は進んでいく。この一瞬一瞬にも確実に入れ替え戦に近づいている。
やるべきことは明確だ。今やるべきことを今やるということ。今を最大化するということ。今シュー錬をする、今壁当てをする、今試合で起こりうる状況をすべて想定し、対処法を練る。それが振り返ったときに最高の1時間となり、最高の1日になる。
この一瞬一瞬の積み重ねが戦う前の最高の準備を作る。そして最高の試合を作る。
勝つべくして勝つ。
勝ったときにそう思えるよう今の一瞬を最大限生きる。
次は同期屈指のガタイを持つ西です。2年半を共にしたが未だに多くの謎を秘めている彼の熱い思いに期待です。
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