Aリーグ京大戦3日前

こんばんは!🌙
京大戦まであと3日です!今回は2回生のたかひろにブログを書いてもらいました。いつも練習に真摯に取り組むたかひろが、ある本の紹介をしてくれています。とても読みたくなりました、、、。ではどうぞ!

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2回生MFの平井崇博です。
何について書こうかいろいろ考えましたが、せっかくこういう機会をいただいたので、僕が感銘を受けた本の紹介について書こうと思います。



 本の題名は「マインドセット」という本で、部員の何人かには話したことがあるかもしれません。何について書かれている本なのかというと、まさしく「マインドセット」について書かれている訳ですが、そもそもマインドセットとはその人の性格や考え方、ものの捉え方などを表します。その「マインドセット」には「硬直マインドセット」と「しなやかマインドセット」の2種類があり、どちらを選ぶかは自分自身で決めることができます。


 「硬直マインドセット」とは、自分の知能や資質、能力は生まれつき決まっているという考え方で、この考え方の人たちは自分の能力を他人に示すことに必死になって、自分の賢さや才能を証明できれば成功、できなければ失敗という世界に生きている。
 自分には能力があると思い込んでいる人は、自分が失敗した時や否定された時には、自分の能力を疑いたくないために他人や周りの環境のせいにして、自分を守ろうとする傾向が強い。
 また、自分には(部分的にでも)能力がないと思い込んでいる人は、最初から自分でやってみようともせずに、自分にはできないと決めつけて、諦めてしまい成長のチャンスを逃してしまう。

 一方で、「しなやかマインドセット」とは、自分の知能や資質、能力は努力次第で伸ばせるという考え方で、この考え方の人たちは新しいことを習得できれば成功、成長できなければ失敗という世界に生きている。
 そのため、自分の思い通りにいかないことが起こっても粘り強く対処し、壁を乗り越えることができる。

 そしてこれらの対極的なマインドセットを持つ人たちがあらゆる物事に対してどういう反応を示し、次にどういう行動に移すのかというのが書かれているのですが、これは実際に本を読んで自分で確かめてほしいなと思います。



 僕は高校まで野球部でした。高校では実力不足ながらも1年生からレギュラーで出さしてもらっていました。その時は周りの先輩方についていくのに必死で毎日練習後に残ったり、授業前に朝早く行って人より練習をしていたと思います。

 しかし、3年生になって、少し自分ができるプレイが増えると全体練習後にあまり自主練をしなくなってしまいました。それでも練習や練習試合ではある程度うまくやっていけてました。


 そんな時、高校3年の5月くらいだったと思います。突然監督に呼び出されて「謙虚ってどういう意味やと思う?」と聞かれました。その時僕は何も答えられませんでした。
 「今のところ俺の見解では"どんな時でも成長し続けようとすること"が謙虚っていうことやと思う。」と言われ、その時はその意味がよく分からないままでした。

 しかし、「マインドセット」を読んでいるとあの時監督に言われた言葉がようやく分かるようになりました。あの時の自分はまさに「硬直マインドセット」でした。「謙虚さ」のかけらもなく、自分やチームの成長よりも試合に勝つことばかりに意識がいっていました。もちろん試合の結果も良くありませんでした。
 もう同じ失敗はしたくないと思い、この本を紹介させていただきました。是非読んでみてください。


 ラクロスでも僕はまだまだ下手くそですけど、この本を読んでからは自分のミスはもはや「失敗」ではなくて、「成長のチャンス」と捉えることが出来ています。そのおかげでミスを恐れずにプレーをできるようになりました。
 そして他人のミスには出来るだけ成長につながる声をかけようと心がけています。(出来ているかは分かりませんが。)



 私事ですが、これまでたくさんパスミスやボールダウンで練習を止めてしまい、多くの迷惑をかけてすみませんでした。(ブログで失礼します。)
 全てのミスが今の僕の成長に繋がっています。これからも多くの迷惑をかけてしまうかもしれませんが、必ずそのミスを成長につなげるので、次に繋がる声かけをお願いします。(普段からいただいているのですが。)




京大戦まで3日前となりました。全員がこれからも成長を止めなければ、勝てる相手だと思います。僕自身も成長し続け、成長した姿を試合で見せれるように頑張ります。今までの試合とは違う阪大で全員で勝ちましょう!

大阪大学男子ラクロス部

Osaka University Men's Lacrosse

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